ハーレクイン・シリーズ
愛しすぎた罰
愛しているからこそ身を引いた。それがこんな形で裏目にでるなんて……。
この十年間、スティーヴンはずっとレイチェルをさがしつづけてきた。夏のある日、突然自分の前から姿を消した彼女を……。あれ以来、スティーヴンはがむしゃらに働き、成功をおさめてきた。すべてはレイチェルのために始めたことだった。彼女と自分の幸せのために。ところが、その成功に陰りが見えはじめたとき、皮肉なことに、レイチェルがこの町に帰ってきているとわかった。スティーヴンは彼女の住む家へと向かった。だがそこで、信じられない光景を見た。レイチェルは子供を連れていたのだ。子供は彼女にそっくりだった。しかし、その瞳だけは……。この子の父親はいったい誰なんだ? 彼は新たな苦悩にとらわれた。レイチェルもまた、激しいショックを受けていた。スティーヴン!どうして今ごろになって私の前に現れたの?あなたのために身を引いた私の行為を無にしないで!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 1998年09月05日
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- 著者
- ジェニファー・テイラー
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- 訳者
- 吉本ミキ
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- 定価
- 550円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-8335-4180-7
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- 書籍番号
- I-1180
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