ハーレクイン・シリーズ
嘘みたいなプロポーズ
あなたは私のことが嫌いなはず。
なのに、どうしてプロポーズするの?
「きみの婚約者はほかの女性とも関係を持っている」父の右腕であるグリフィンにそう告げられ、エバは頭が真っ白になった。どうやら結婚に反対していたエバの父親が、彼に調査させたらしい。グリフィンとは知り合って十年になるが、エバは昔から彼のことが好きではなかった。野心家で堅物で、今や二社のCEOを兼任するほどの仕事人間。何より、いつも見下したような態度でエバに接してくるのだ。よりによってその彼に、こんな話を聞かされなくてはいけないなんて。理不尽と知りつつ、エバは沸き上がる怒りをグリフィンにぶつけた。そのときとんでもないことが起きた。彼が突然、キスをしてきたのだ。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年01月05日
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- 著者
- アンナ・デパロー
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- 訳者
- 山ノ内文枝
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- 定価
- 734円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-51266-6
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- 書籍番号
- D-1266
読者レビュー
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幼いころから本が大好きだったアンナはすぐに書く楽しみを覚えた。ハーバード大学で政治学と法律を学び、今は執筆活動をしながら知的財産担当弁護士として働いている。趣味は読書や旅行、古い映画の鑑賞。本作品がデビュー作で、ロマンティックタイムズ誌の2003年度新人賞を受賞した。ニューヨーク在住。