ハーレクイン・シリーズ
あまりにも危険な情事
弟を亡くし、盲目となった富豪一族の当主。彼はたとえ一時でも、私を愛してくれた。
休暇を終えて戻ってきたクロエは、家政婦として再び働きはじめた。職場は富豪一族が別荘として使う屋敷で、訪れる者は少なかった。だが、その日はプールに人の気配を感じて、はっとする。まさか、エイドリアン? 私の休暇中に事故で亡くなったはずなのに! 彼女は立ちすくんだまま、日に焼けた体で泳ぐ男性を見つめた。やがて彼が誰なのか気づいてほっとする。この別荘の主人、デクランだ。彼はエイドリアンの兄で、カーステアズ家の事業を担う辣腕経営者。水から出た彼のたくましい腿には、長い傷跡が走っているのが見える。サングラスをかけ、頬にも傷のあるデクランの前に、クロエは進み出た。そしてすぐ、彼の目がほとんど見えていないことに気づく……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年11月05日
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- 著者
- アニー・ウエスト
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- 訳者
- 東みなみ
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年10月26日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12792-1
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- 書籍番号
- R-2792
家族全員が本好きの家庭に生まれ育つ。家族はまた、彼女に旅の楽しさも教えてくれたが、旅行のときも本を忘れずに持参する少女だった。現在は彼女自身のヒーローである夫と2人の子とともにオーストラリア東部、シドニーの北に広がる景勝地、マッコーリー湖畔でユーカリの木に囲まれて暮らす。