ハーレクイン・シリーズ
ギリシアの大富豪との結婚式を間近に控えたある日、ザラのもとに、庭園設計の依頼がトスカーナから舞いこんだ。単に両親を喜ばせるためだけの政略結婚の準備から逃れ、さっそくザラはロンドンを発つ。依頼主はイタリアの実業家、ヴィターレ・ロッカンティ。広大な庭のデザインを任されて喜んだが、それ以上に、ザラはゴージャスな彼に心を躍らせた。でも、私は婚約者のある身。あきらめるしかない。彼女の決意をあざ笑うかのようにヴィターレの誘惑が始まり、ザラの心は大きく揺れ始める。だが、その誘惑こそ、彼が仕掛けた残酷な罠だった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年11月05日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 槙由子
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年10月26日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12790-7
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- 書籍番号
- R-2790
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- ミニシリーズ
- 予期せぬプロポーズ
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モニター
お互いに昔、嫌な思いがあり、合いそうな部分もありながら互いに誘惑や見栄や強がってみる……その気持ちは罠なのか? 愛なのか? ハラハラ・ドキドキしました! ラストは温かい気持ちになりました!
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モニター
作品名の「罠」の意味するものは何なのか、読み初めからハラハラしました。ザラ・ブレイクは存在そのものが魅力あふれる女性。自分が苦しい時も「明日は明日の風が吹く」とやり過ごす強さ。そしてそんな彼女に惹かれていくヴィターレ・ロッカンティ。「罠」を知りお互いすれ違っていくけど、やはり求めあってしまう。幼少期に辛い事があっても、家族の大切さは誰よりも分かっているところなど、読んでいて感動しました。ヴィターレの心を溶かすザラの深い愛情がステキでした。
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モニター
婚約者がいながらもヴィターレに惹かれていくザラが、読んでいてとても切なかったです。そして、いろんな事を乗り越え、幸せをつかんだ時は嬉しかったです。
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モニター
イタリア人実業家のヴィターレによって仕組まれた出会い。そうとは知らず、どんどんと彼に魅かれてしまうザラ。婚約者のある身、あきらめるしかないという思いと、それでも止められないヴィターレへの思いに悩むザラがいじらしくてかわいいです。そしてヴィターレも自分の思惑とは別に、ザラに魅せられていくさまを読んでるとドキドキとしました。
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モニター
復讐を果たすために近づいた男、その罠にかかった女。そんな愛し合うはずがない二人が惹かれあっていく様子がすごく興味深く面白いです。復讐のために近づいた女性に身も心も奪われていく。復讐のために近づいたと気づいたのにもかかわらず、愛さずにはいられない。なんて恋とは不思議なものかと考えさせられる物語です。
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双子ママ
旦那と結婚する事になった時、私自身子供ができた時を思い出しました。そしてヴィターレの男らしさや優しさに感動しました。こんな男性素敵!! 結婚してるけど結婚生活を夢見ました。
北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。