ハーレクイン・シリーズ
エンジェル・スマイル
知らされたのは失踪した夫の死。だが事実はそれだけではなかった。
夫のチャドが突然失踪して一年半。エンジェルはひとりぼっちだった。仕事のあと落ち合って外で食事をするはずだったのに、約束の場所に彼は現れず、そのまま姿を消してしまったのだ。孤独と不安に耐えきれず、エンジェルは住み慣れたロンドンを離れ、故郷のアイルランドでホテルのメイドをしながら暮らしていた。ある日、チャドの兄ローリ・マンデルソンから電話がかかってきた。それはチャドの死を伝えるものだった。悲しみに暮れるエンジェルのもとを、ローリはすぐに訪れた。チャドは車の事故で帰らぬ人となったのだ。そのとき女性が同乗していて、その女性も亡くなったという。さらに二人がずっと前から愛人関係にあったと知らされ、エンジェルは打ちのめされた。しかも、二人の間には赤ん坊が生まれ、その子だけが残されたと。茫然とするエンジェルに、ローリはさらに信じられないことを言った。「ぼくと一緒にロンドンに戻り、赤ん坊の世話をしてくれないか」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 1999年07月05日
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- 著者
- シャロン・ケンドリック
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- 訳者
- 久坂翠
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- 定価
- 671円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-8335-4260-9
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- 書籍番号
- I-1260
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