ハーレクイン・シリーズ
赤いセンセーション
華やかな外見とは逆に純真なアニー。けれど男は彼女を妖婦と呼ぶ。
十歳のとき両親を交通事故で失ったアニーは、独身の伯母に引き取られ、厳しく育てられた。まるでアニーの中に埋もれている華の部分を嗅ぎ取ったように、来る日も来る日も地味な格好ばかりさせる伯母。逆らえば、寒く冷えきった狭い部屋が待っている。アニーは自分を押し殺し、ひたすら伯母の教えに従った。だがそれも伯母の死まで。その日を境にアニーは蝶に変身した。華やかなアニーに呼び寄せられるように男たちが寄ってくる。ダニエルも彼女に魅せられたが、この手の女の怖さは承知していた。だがパーティの夜、アニーにいきなりキスされ、欲望に火がついた。一方アニーは、人違いだったとは言えず、走り去ったが……。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2000年06月20日
-
- 著者
- ダイアナ・ハミルトン
-
- 訳者
- 杉本ユミ
-
- 定価
- 704円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 4-8335-1490-7
-
- 書籍番号
- R-1490
読者レビュー
読者レビューはまだございません。