ハーレクイン・シリーズ
いとこ同士
ケイトの夫は、妻の妊娠を知らないまま交通事故で世を去った。それから5年、今ではケイトはイラストレーターとして活躍し、幼いひとり息子を心の支えに安定した生活を送っている。結婚生活は夫の異常な嫉妬とひどい貧乏で地獄のようだった。夫は裕福な家の生まれだったが、親にそむいて家を出ていたのだ。だがあるとき、義理の両親がケイトの消息を突き止め、弁護士を通じて2人に会いたいと言ってきた。息子を取り上げられるのではとおびえるケイトは、現れた弁護士のエイドリアンを見て、ショックのあまり息をのんだ。彼もじっとケイトを見つめている――亡き夫にそっくりな目をして。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年09月20日
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- 著者
- マーガレット・ウェイ
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- 訳者
- 山田のぶ子
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年09月07日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90105-7
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- 書籍番号
- K-95 (初版R-541)
息子がまだ赤ちゃんのころから小説を書き始め、今では執筆しているときがいちばん充実した時間になっている。楽しみは仕事の合間を縫って画廊やオークションに出かけること。また、シャンパンには目がない。オーストラリアのブリスベン市街を見下ろす小高い丘にある家が彼女の安息所である。