ハーレクイン・シリーズ
とぎれた旋律
「ドビュッシーを弾くとつらくなるの?」婚約者のギャビンが、やさしくきいてくれる。ハンサムで思いやりがあって、いいひと。でも、わたしの心にあることは決して言えないだろう……。美貌のピアニスト、エリザベス・レイナーは、伯父の家で育ち、町の有力者の援助でピアノの勉強をした。シドニーからドイツへ、そして今、サー・ウィリアムの屋敷でピアノを弾く。聴衆の中に、あのひとがいた!エリザベスの目は語りかける――あなたのその残酷さが憎い……。そして、とぎれた旋律は、再び流れ出した。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年07月05日
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- 著者
- マーガレット・ウェイ
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- 訳者
- 細郷妙子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-73796-0
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- 書籍番号
- C-796 (初版I-106)
読者レビュー
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書くことが大好き。息子がまだ赤ちゃんのころから小説を書きはじめ、今では執筆しているときが彼女のいちばん充実した時間になっている。楽しみは仕事の合間を縫って画廊やオークションに出かけること。また、シャンパンには目がない。オーストラリアのブリスベーン市街を見下ろす小高い丘にある家が彼女の安息所である。