ハーレクイン・シリーズ
偽りの魔女
きみはぼくのものになる――ぼくの望むときに、ぼくのやり方で。
アニー・セルビーは十八歳のとき、尊敬する大学教授と結婚した。その後若くして未亡人になり、夫の死後もセルビー家の所有する屋敷、チョーシーに一人で住んでいる。そんな彼女の前にある日、義理の息子の上司ネイサンが現れた。金持ちの起業家である彼は、チョーシーを買いたいと言ってきたのだ。ネイサンはアニーを一目見たときからなぜか、財産目当てに年の離れた男をだまして結婚した悪女と決めつける。傲慢な態度、軽蔑を込めた冷たいまなざし、侮辱的な言葉の数々。いわれのない反感をむき出しにされてアニーはとまどい、怒りに震えながら決心した。こんな人に決して、思い出あふれるチョーシーは渡さない。それほど偏見に満ちた目でわたしを見るなら、あなたが思っているとおりの女を演じるわ!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2000年02月20日
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- 著者
- キム・ローレンス
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- 訳者
- 大島ともこ
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-8335-1461-3
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- 書籍番号
- R-1461
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