ハーレクイン・シリーズ
いちばん残酷な嘘
「妊娠してるのか!」下宿人マークの父親モーガンは、クローディアの腹部に目を向けた。黒髪に青い瞳の彼は予想より若く、とてもハンサムだった。が、一方的な非難を浴び、彼女は思わず言い返した。「そうみたいね」モーガンは子供の父親がマークだと思い込んでいるらしい。言い争ううち倒れたクローディアは病院に運ばれ、子供は数日前に死亡していたと告げられる。絶望のあまり、一切の責任をモーガンに負わせた。マークの子と思わせたままで……。あれから四年。あのときついた嘘を忘れることができない。しかし運命は、モーガンとの再会の時を用意していた。彼に気づいたとたん、すべてが消え去った。見えるのは青い瞳だけ。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年05月05日
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- 著者
- スーザン・ネーピア
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- 訳者
- 進藤あつ子
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-73789-2
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- 書籍番号
- C-789 (初版I-924)
読者レビュー
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バレンタインデー生まれ。生まれながらのロマンス小説家と言える。ニュージーランド、オークランドでジャーナリストとして出発。ハンサムな上司と結婚したのち小説の執筆を始める。現在は永遠のヒーローである夫と未来のヒーローである二人の息子、二匹の猫、コンピューターと暮らす。執筆の合間には読書と料理を楽しんでいる。