ハーレクイン・シリーズ
ポピーがルカとの将来を夢見ていたのは18歳のときだった。イタリア名家の子息で5歳年上のルカとは完全に身分違いだったが、彼の愛は真摯で、疑うべくもなかった。運命のあの日までは。ルカは突然、同じ階級の女性と結婚し、ポピーを捨てたのだ! 「いい人生を送ってほしい」あまりに無責任な一言を放って。そして7年後、スコットランドの城にひとりで住むポピーの祖母が、老朽化したその城を当局に没収されるかもしれない事態に陥る。心配になったポピーは嵐をついて城に着いたが、祖母の姿はない。不安を覚えていたそのとき、戸口に現れたのは、懐かしい大柄な男性のシルエット――ずぶ濡れのルカがそこにいた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年08月20日
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- 著者
- キム・ローレンス
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- 訳者
- 柿沼摩耶
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年08月03日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12766-2
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- 書籍番号
- R-2766
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モニター
身分違いの恋で、突然ルカに捨てられたポピーが、7年後、ルカに嵐の中の城で再会した。惹かれあう二人だけれど、お互いの心の傷をどのように癒しあって、愛し合っていくのか、とても興味深く読み進んでいきました。
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モニター
こんなにも強く惹かれあっているルカとポピー。それぞれの想いが手に取るように分かるのに、なかなかお互いに伝わらない、伝えられない様がもどかしい! 運命が二人のために作り上げたようなシチュエーションにドキドキしました!
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モニター
なんてセクシーな表現の数々! ヒーロー・ルカを讃える身体やしぐさの表現に、ドキドキしてしまいました。どうにも素直になれないルカとポピーのやりとりに、終始やきもき。古いけれど素敵なお城、というシチュエーションならではのシーンが色々あり、とてもロマンティックでした♪
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モニター
嵐の古城で運命の再会! という最高にドラマティックな展開にときめきました。愛をよみがえらせてはいけない、と思いながらも強力な磁石のように惹かれ合う二人の様が官能的でどきどき。またイタリア男のルカが、“褐色の肌”に“しなやかな身のこなし”と、黒豹のようなセクシーさで堪りません。運命の相手っていうのはこういうことをいうんだろうなと思えた情熱的な恋愛にうっとりです。
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モニター
ある事情から愛する女性と別れることになったヒーローと、愛する人に突然裏切られたヒロイン! そんな2人が偶然再会し、さらに嵐で古城に閉じ込められるハーレクインならではのドラマチックな展開! そんな2人に何かが起きない訳がなく…。彼女との関係を取り戻したいけど過去に囚われ愛を伝えられないルカのもどかしさと、裏切られても一途に愛を貫くポニーの思いが伝わる作品でした。
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モニター
再会した恋人とドラマチックな展開が素敵でした。強く惹かれあう二人にドキドキしました。セクシーなラブシーンもうっとりしつつ、また離れていこうとするポピーに同情しました。でも期待を裏切らないエンディングで良かったです。
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モニター
ポピーが美しくて、すごくうらやましい。いつまでも、ルカを待っていたポピーは、一途ですごくかわいい。
イギリスの作家。ウェールズ北西部のアングルジー島の農場に住む。毎日3キロほどのジョギングでリフレッシュし、執筆のインスピレーションを得ている。夫と元気な男の子が2人。それに、いつのまにか居ついたさまざまな動物たちもいる。もともと小説を読むのは好きだが、今は書くことに熱中している。