ハーレクイン・シリーズ

月光のアフロディテ
ロンドンで静かに暮らすヘレンのもとに、一通の手紙が届いた。差出人は、会ったことのないギリシャの大富豪の祖父——その祖父が病床に伏し、死ぬ前にひと目会いたいと言ってきたのだ。同情をおぼえるものの、父と駆け落ちした母を勘当し、亡くなるまで許すことのなかった祖父を恨む気持ちもある。ヘレンが迷っているとき、祖父の使いと名乗る男が現れた。浅黒い肌に神秘的な瞳のデイモン・レアンドロスは、彼女をわがまま娘のように非難し、有無を言わさぬ口調で告げた。なんとしてでもきみをギリシャに連れていく、と。獲物を見つけた獣のようなまなざしに、ヘレンは身を震わせた。
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- 頁数
- 176頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年08月20日
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- 著者
- サラ・クレイヴン
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- 訳者
- 長沢由美
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- 定価
- 713円(税込)
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- ISBN
- 978-4-596-42022-0
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- 書籍番号
- PB-122 (初版R-214)
イングランド南西部サウス・デボン生まれ。海辺の家で本に囲まれて育った。グラマースクール卒業後は、地元のジャーナリストとして、フラワーショーから事件まで、あらゆる分野の記事を手がける。ロマンス小説を書き始めたのは1975年から。執筆のほかには、映画、音楽、料理、おいしいレストランの食べ歩きなどに情熱を傾けている。サマセット在住。