ハーレクイン・シリーズ
家族のレッスン
セアラは悩みや問題のある生徒を見捨てておけない教師だった。だが、彼らへの思い入れがすぎて、心身ともに疲れ果ててしまう。夏休みに入って、従姉のサリーの家に誘われたセアラは、シュロップシャーの田舎で休養しながら、自分の将来を考えることにした。のんびりした生活は彼女の張りつめた神経をいやしてくれた。ある日、森の中で、道に迷ったという幼い男の子と出会った。少年は父親から厄介者扱いをされて、家出をしてきたという。同情する一方で、セアラはこの少年を家に帰らせなくてはと思った。そこへ行方を捜しに来た父親らしい男が現れ、いきなり怒鳴った。「息子と何を話しているんだ。誘拐でもするつもりか」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年05月05日
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- 著者
- ペニー・ジョーダン
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- 訳者
- 平江まゆみ
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-73787-8
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- 書籍番号
- C-787 (初版R-1005)
読者レビュー
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イギリス生まれ。学校卒業後、大手銀行に就職するが、作家になることを決意して退職。三十代になって初めて本格的に小説を書き始めた。人々の内面の葛藤や人間模様を描いて、世界中の女性たちの共感を得ている。これまでに百三十作以上の作品を発表。発行部数は全世界で六千万部を超える、ロマンス小説界の第一人者である。