ハーレクイン・シリーズ
オーストラリアを旅行しているうら若いジェイミーは、砂漠地帯の真ん中で車が壊れ、一人立ち往生してしまう。うだるように暑いうえに見渡す限り人の気配もなく、心細くなってきたとき、幸運にも一台の車が通りかかった。ジェイミーがすがるように助けを求めると、あろうことか運転席のハンサムな男性は迷惑顔を浮かべ、自業自得だというように彼女を非難してきた。しかも、どうにかたどり着いた彼のキャンプ場で、あと数日はここに留まらなければならないと知らされる。無愛想で女嫌いで……強烈な魅力を放つ彼とともに。 【夏のロマンス大特集】
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年07月20日
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- 著者
- ヘレン・ビアンチン
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- 訳者
- 高木とし
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年07月06日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-42021-3
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- 書籍番号
- PB-121 (初版I-115)
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モニター
オーストラリア旅行の途中で、砂漠のど真ん中で車が止まってしまったジェイミー。彼方に車を見つけ、自分の車から歩き出した。そこにいたのは、ぶっきらぼうな、でもハンサムなローガン。彼のキャンプに滞在中、ぶつかりながらも惹かれていくジェイミー。思いがけず再会してからは、私もジェイミーと一緒にローガンに恋していっていました。ラストまで一気に読みました。ステキなストーリーだと思います。
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モニター
ちょっと幼さの残るヒロイン・ジェイミーと、いかにも女性慣れした雰囲気のヒーロー・ローガン。ふたりの恋は、見ていてもどかしいけど、それがいい! 序盤はちょっと保護者然としていたローガンが、少しずつジェイミーに想いを寄せていくところがとても素敵でした。オーストラリアの空気と雰囲気が、すごくイイ!
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モニター
ジェイミーの一途な思いとローガンの熱いアタックが素敵でした。最後の一線を越えられない純なジェイミーにやきもきさせられました。
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モニター
女に慣れた匂いのする年上の男に心を許していいのか揺れるヒロインと、逆に今まで付き合ってきた相手と違う主人公のガードの固さに戸惑うヒーローのもどかしい関係にドキドキしました。無愛想でちょっと強引な男性が恋愛で調子を崩されちゃう、という好きなシチュエーションです。働きながら貧乏旅行をしているヒロインの設定も学生時代を思い出して素敵でした。舞台であるオーストラリアの乾いた暑さも夏にぴったりだと思います。
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モニター
はじめはぜんぜんソリの会わない二人が、次第に激しく惹かれ合っていくさまがとてもよかった。砂漠という環境も、二人を熱く燃えさせていくようで、すごくどきどきした。
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モニター
歳の離れたヒーローに惹かれつつ、大人な彼に正直になれないヒロインと、少女らしさが残るヒロインを子供っぽく扱いながらもどんどん惹かれていくヒーローとのやり取りがテンポ良く、読んでいて楽しかったです。灼熱の砂漠で出会う二人ですが、砂漠でのヒーローが特にたくましくて、男らしい魅力に溢れています。ヒロインの一生懸命な姿にも好感が持てる作品です。
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モニター
砂漠でセクシーだけれどミステリアスなローガンという魅力的な男性に出会いながら、彼と言い合いになってばかりのジェイミーがとても可愛らしい。砂漠を離れ、場所を超え時間を重ねて少しずつ心の距離を縮める二人の姿がとっても丁寧に描かれている。ここまでドラマチックな展開なのに、なかなか心を開くことができないジェイミーの揺れ動く心も痛いほどによくわかってしまい、ページをめくるのももどかしくなってしまった。
ニュージーランド生まれ。想像力豊かな、読書を愛する子供だった。秘書学校を卒業後、友人と船で対岸のオーストラリアに渡り、働いてためたお金で車を買って大陸横断の旅をした。その旅先でイタリア人男性と知り合い結婚。もっとも尊敬する作家はノーラ・ロバーツだという。