ハーレクイン・シリーズ
十二カ月だけの花嫁
娘として、父の願いをかなえたい。それが見知らぬ男性に嫁ぐことでも。
ディオーネは父が倒れたと聞き、急ぎロンドンからアテネに戻った。病身の父は娘の顔を見るなり、とんでもない頼みごとをする。会社を救うために、大富豪のテオに融資を申し出てほしいというのだ。だがテオから条件として彼との結婚を強いられ、ディオーネは絶望する。父の命はきっと長くない。それでも、テオのような人とは結婚できない。結婚とは取り引きではなく、神聖な誓いであるべきだもの。長い間考え、ディオーネは心を決めた。彼と結婚はする。でも心も許さなければ、ベッドもともにしない。驚くことに、この非常識な提案をテオは受け入れた。しかしその理由は、ディオーネが想像もできないようなものだった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年07月05日
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- 著者
- マーガレット・メイヨー
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- 訳者
- 麦田あかり
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年06月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12753-2
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- 書籍番号
- R-2753
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イングランドの工業都市で生まれ、現在はスタッフォードシャーの田舎に住む。40歳近くで短編を書いて作家となったが、今では小説を書くことが彼女の人生での最大の楽しみになっている。趣味は執筆のリサーチを兼ねた写真撮影。