ハーレクイン・シリーズ
イギリスの田舎町で受付係をしているルビーの家に、中東の国アシュールの宮廷顧問と名乗る老人が訪ねてきた。ルビーの母はかつてアシュールの国王と結婚していたが、世継ぎの男子を望む国王が2人目の妻をめとったことから離婚した。ところが現王室の構成員が事故ですべて亡くなり、今やルビーが王家の唯一の後継者だという。しかも、隣国ナジャールとの和平協定を結ぶため、ルビーにナジャールのプリンスと結婚してほしい、と告げる。驚いたルビーは言下に断るが、そこに現れた長身のハンサムな男性こそ、彼女を迎えに来たナジャールの摂政、プリンス・ラジャだった! 【夏のロマンス大特集】
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年07月05日
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- 著者
- リン・グレアム
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- 訳者
- 中村美穂
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年06月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-12751-8
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- 書籍番号
- R-2751
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モニター
題名の「プラトニック」と言う言葉から、出会ってしばらくはプラトニックな関係が結婚後も続いて、何かのハプニングからその関係が崩れていく内容かなぁと想像しながら読み始めたのですが、想像してた以上に早く二人が関係を持ったのには驚きでした。あっと言う間に物語に入り込んで読み終わっていました。私も砂漠でシークとの恋をしてみたいと思いました。また、誘拐の話や、実はプリンセスだったとか、HQの王道ですよね。今の自分が置かれてる状況から現実逃避するには本当に良かったです。次の新作が楽しみです。
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モニター
キター! て感じでした。私の好きな作家さんの作品で凄く嬉しかったです。砂漠の王子様とはいえ、粗暴なところはなく、おとぎ話に出てくるような清廉で実直なラジャに文句のつけようもないために、逆にイライラさせられているルビーというのが面白かったです。ただ冷静沈着なはずのラジャの欲望が暴走してしまうシーンには、ドキドキさせられました。あとはもう少し一波乱欲しかったというところでしょうかね。
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モニター
普通の女の子として暮らしていたルビーとシークとの濃厚なラブ・ストーリー。お互いに冷めた恋愛観を持ちながらも、惹かれ合っていく二人の物語にぐいぐい惹き込まれていきます。主人公の心の葛藤を丁寧に描き、ようやく幸せをつかむまでが、ドラマチックに描かれています。
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モニター
個人的には、シーク物ってそんなに好きではないので、とりあえずという感じで読み始めました。しかし、これがなかなか面白くてイイ感じ♪ 思慮深くて魅力的な“できる”男ラジャと優しく知的で率直なルビーとのやりとりが面白かったです。彼女の物怖じしない、何事にも前向きで何でもはっきりさせる性格が、読んでいて清々しく、とても好感がもてました。
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hisui
ベールに包まれた王国の世界が垣間見えたような新鮮な感覚でした。けれど、愛というものはどんな世界にあっても変わらないものなんだと、今さらながら思いました。女心はやはり、愛した人には愛されたいと願うものですよね。ヒロインの葛藤が切なくて、読みながらガンバレと応援していました。
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モニター
大好きなシークものです。普通の生活を送るルビーとプリンス・ラジャが、すれ違いながらも気持ちが通じるまでのお話。お互いのいろんな想いが出ていて、ワクワクしながらいっきに読んでしまいました。
北アイルランド出身。10代のころからロマンス小説の熱心な読者で、初めて自分で書いたのは15歳のとき。大学で法律を学び、卒業後に14歳のときからの恋人と結婚。この結婚は一度破綻したが、数年後、同じ男性と恋に落ちて再婚するという経歴の持ち主。小説を書くアイデアは、自分の想像力とこれまでの経験から得ることがほとんどで、彼女自身、今でも自家用機に乗った億万長者にさらわれることを夢見ていると話す。