ハーレクイン・シリーズ
愛を恐れる誘惑者
キンバリーは恐ろしい脅迫状を受け取った。500万ドルを用意しなければ、息子を誘拐するという。短期間でそんな大金を用意するなどもちろん不可能で、彼女はやむなく、ルシアーノ・サントロを訪ねた。ルス――ブラジル人の大実業家で、7年前に別れた元恋人。本人は知る由もないが、彼は息子の父親でもあった。再会したルスは相変わらず支配的で傲慢で、そしてゴージャスだった。彼はキンバリーの話はすべて欲得ずくの嘘だと決めつけたが、ある条件しだいでは、必要な金額をそろえてもいいと言う。「ぼくの愛人になるか、息子を失うか、好きなほうを選ぶといい」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年07月05日
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- 著者
- サラ・モーガン
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- 訳者
- 逢坂かおる
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年06月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90088-3
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- 書籍番号
- K-78 (初版R-2250)
イギリスのウィルトシャー生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた。すてきなビジネスマンと結婚して、2人の息子の母となった。アウトドアライフを愛し、とりわけスキーと散歩が大のお気に入りだという。