ハーレクイン・シリーズ
ヴィーナスの目覚め
アレサンドロは高級車を降り、荒れ果てた屋敷を見つめた。ここにトマソの孫娘、ローラ・ストウがいるはずだ。“孫娘を見つけ、イタリアに連れてきてほしい”亡き父の共同経営者であるトマソにそう頼まれたのは、数日前のこと。孫娘を連れて帰れば会長職をゆずると約束され、アレサンドロは会社の全権を得るため、イギリスにやってきたのだ。とにかくローラに会って任務を果たしてしまおうと、彼は屋敷の近くにいた使用人らしき女に話しかけた。まさかこの不器量でずんぐりとした無愛想な女性が、当のローラ・ストウだとは思いもせず。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年07月05日
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- 著者
- ジュリア・ジェイムズ
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- 訳者
- 中村美穂
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年06月22日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90086-9
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- 書籍番号
- K-76 (初版R-2336)
読者レビュー
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10代のころ初めてミルズ・アンド・ブーンのロマンス小説を読んで以来の大ファン。ロマンスの舞台として理想的な地中海地方やイギリスの田園が大好きで、特に歴史ある城やコテージに惹かれるという。趣味はウォーキング、ガーデニング、刺繍、お菓子作りなど。現在は家族とイギリスに在住。