ハーレクイン・シリーズ
花嫁が二人
サーシャは自分の耳が信じられなかった。ほんの三十分、とりとめのない会話を交わしただけの男からプロポーズされるなんて!確かに目の前にいるネイサン・パーネルは、サーシャがこれまで出会った中でいちばんセクシーな男性だ。でも、もちろん結婚だなんてとんでもない。しかも結婚の理由が、愛ではなく“便宜上”というのでは……。愛に対する二人の考え方はあまりに違っている。それなのに、しだいにサーシャはネイサンに惹かれていった。「あなたと結婚するわ」ある日サーシャは宣言した。だが時すでに遅く、彼は別の女性と結婚の約束をしたあとだった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年03月05日
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- 著者
- エマ・ダーシー
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- 訳者
- 戸田早紀
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- 定価
- 713円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-73778-6
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- 書籍番号
- C-778 (初版I-1105)
読者レビュー
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フランス語と英語の教師を経て、結婚後、コンピューター・プログラマーに転職。ものを作り出すことへの欲求は、油絵や陶芸、建築デザイン、自宅のインテリアを整えることに向けられた。人と接するのが好きで、人と人とのつながりに興味を持っていた彼女は、やがてロマンス小説の世界に楽しみを見いだし、登場人物それぞれに独自の性格を与えることに意欲を燃やすようになった。旅を楽しみ、その経験は作品の中に生かされている。現在はオーストラリアのニューサウスウェールズにあるカントリーハウスに住む。