ハーレクイン・シリーズ
恋人もいないのに
生涯に一度の愛を Ⅱ
どうして彼の帰宅時刻が気になるの?誓いを破る愛の予感に、彼女はおののいた。
フェニア・マッシーは勤め先の託児所で途方に暮れていた。七時を過ぎたというのに、ルーシーの迎えが来ないのだ。ほどなく一台の車が車寄せに入ってきたが、玄関に立っていたのは三十代半ばの見知らぬ男性だった。イェーガー・アーカートと名乗る一流企業の取締役で、交通事故に遭った弟夫婦の代わりに、姪を迎えに来たという。彼の身元を確認するすべのないフェニアは仕方なく、ルーシーと一緒にイェーガーのペントハウスへ行った。「姪のために、今夜は泊まってくれるんだろう?」 思いがけないイェーガーの言葉がきっかけで、男性に臆病で純真な女性と恋多き独身主義者が、ひとつ屋根の下で生活することに……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2001年07月20日
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- 著者
- ジェシカ・スティール
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- 訳者
- 藤村華奈美
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-00960-0
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- 書籍番号
- R-1695
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- ミニシリーズ
- 生涯に一度の愛を
読者レビュー
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ジェシカ・スティールの三部作<生涯に一度の愛を>三人の従姉妹たちすべてに真実の愛は見つかるのでしょうか?最終話「ただひとりの胸に」(R-1702)はアストラのお話です。お楽しみください。