ハーレクイン・シリーズ
二十四時間のシンデレラ
幸せになるはずだった結婚。だが花婿は悪魔の心を隠していた。
十七歳のとき、リリーは火事で両親を失い、弟とふたり残された。その弟は三年前、ギター片手に家を出ていき、以来、行方がわからない。苦労の連続だったリリーだが、愛する人にめぐり合う。ハンサムで、ウエーブを描く赤褐色の髪がすてきなローナン。知り合って二カ月だけれど、ふたりは夫婦になる……。ところが、結婚式の当日、彼は髪を短く切りそろえていた。違和感が胸をかすめる。しかも式が終わると、夫が運転する車は空港ではなく見知らぬ邸宅へ。ここが新居だと言い、家を案内する夫はどこかよそよそしかった。けれど幸福の頂点にいたリリーに不幸の序曲は聞こえなかった。初めての夜のすばらしさ! 幸せな朝を迎えたリリーを待っていたのは、なんとローナンからの別れの言葉だった。「僕は出ていく。理由を知りたければ君の弟にきけ!」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2000年12月20日
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- 著者
- ケイト・ウォーカー
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- 訳者
- 上村悦子
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-8335-1542-3
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- 書籍番号
- R-1542
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