ハーレクイン・シリーズ
罪深いほどに
彼は禁断の園をつかの間味わわせた不実な人。でも、キスに胸をときめかせた私も同罪だわ。
脚の古傷を心配する妹の気持ちをよそに、アナは精いっぱいパーティを楽しんで踊っていた。彼女は前途を期待されたバレエダンサーだったが、膝のけがで望みを絶たれ、いまは故郷でマッサージとアロマテラピーによる治療を仕事としている。だが、地元の病院の整形外科医長として赴任してきたアダムには、アナのダンスは男を誘っているとしか思えなかった。アナにしても、アダムの探るような視線に気づくと思わず体が反応した。「きみはセックスを求めているのが一目瞭然だ」思いもかけない言葉にアナは愕然とする。「ばかげたことを言わないで!」そしてワルツを踊ったあと、アダムはアナの唇を奪った。それなのに、彼には妻になる予定の女性がいるという……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2000年10月20日
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- 著者
- キム・ローレンス
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- 訳者
- 萩原ちさと
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-8335-1428-1
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- 書籍番号
- R-1428
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