ハーレクイン・シリーズ
緋色のレディー
秘められた過去 Ⅱ
夫を裏切ったことなどない私が汚名を浴び、当の夫からも離婚を言い渡されるなんて……。
不貞を働いたという中傷記事を載せた大衆紙を相手に、トップモデルのジニーは訴訟を起こしたが、敗訴したうえ、莫大な訴訟費用を負担させられることになった。しかも侯爵家の跡継ぎである夫のレオから離婚を言い渡されてしまう。彼はジニーの生き方を否定するばかりか、不倫の噂を信じていた。それから二年あまりのち、傷心の日々を送っていたジニーは、自分の出生にからむ新聞広告をふと目にして、息をのんだ。四歳のとき里子に出され、実の両親についてほとんど知らない彼女は、広告主のビンセント・サントノーレが父親ではないかと期待し、カリブ海に浮かぶ島、セントルシアに渡る。だが、なかなかビンセントに会えないジニーの前に突然現れたのは、意外なことに、別れた夫のレオだった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2000年05月20日
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- 著者
- サラ・ウッド
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- 訳者
- 春野ひろこ
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-8335-1394-3
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- 書籍番号
- R-1394
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- ミニシリーズ
- 秘められた過去
読者レビュー
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自分の名前が載った新聞広告を見て、三人の女性はそれぞれ、本当の両親を求めてイギリスからカリブの島を目指した。そこで彼女たちを待ち受けていた驚くべき真実とは?三人の女性が自らの出生の秘密と真実の愛を捜し求める万華鏡のような物語を、どうぞお楽しみください。