ハーレクイン・シリーズ
二つの顔を持つ恋人
ラミレス家の花嫁 Ⅱ
官能的なボサノバのリズムが流れるパーティ会場で、クリスティーナは信じられぬ思いで元恋人アントンを見つめた。まさか、こんなところで再会するなんて!〝三百年続く一族の血を、あなたの血でけがされたくないの〟六年前、彼に浴びせた辛辣な言葉が脳裏によみがえる。愛しているからこそ、彼に別れを告げたつらい記憶が……。アントンは今や世界的に有名な銀行の頭取で、クリスティーナが経済的苦境にあることもすでに知っているらしい。「楽しかったあのころを再現しようじゃないか」復讐に燃える目でそう告げられ、クリスティーナは凍りついた。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2006年10月20日
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- 著者
- ミシェル・リード
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- 訳者
- 青海まこ
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-12140-0
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- 書籍番号
- R-2140
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- ミニシリーズ
- ラミレス家の花嫁
読者レビュー
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〈ラミレス家の花嫁〉二話目はミシェル・リードがお届けします。以前、愛した女性に裏切られたヒーロー。そんな彼のもとに届いた実父の遺言状が、止まっていた愛の歯車を動かします。来月の最終話は、サンドラ・マートンが筆を執ります。