ハーレクイン・シリーズ
新妻の嘆き
ネーナは、唯一の身内である祖父の告白に衝撃を受けた。祖父は末期癌を患っていたのだ。そのうえ、事業の後継者が必要だから実業家のラモン・ビヤルバと結婚してくれと言う。そうしなければ、安心して旅立つことができないと。先日、あの傲慢そうな男性が屋敷を訪ねてきたのは、私を値踏みするためだったのね!まだ十九歳なのに、結婚なんてしたくない。でも、祖父に心配をかけたままでいるのは耐えられない。結局、ネーナは承諾するよりほかなかった。胸に芽生えたラモンへの憎しみを押し隠して。
-
- 頁数
- 160頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2006年09月20日
-
- 訳者
- 青山有未
-
- 定価
- 704円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 4-596-12135-4
-
- 書籍番号
- R-2135
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
期待の新作家フィオナ・フッド・スチュアートの日本デビュー作です。同日発売のHVP-2「年上に恋したら」は、年の差恋愛をテーマにした作品集で、本作とペニー・ジョーダン、ジャクリーン・バードのリバイバル刊行作品がまとめてお読みいただけます。