ハーレクイン・シリーズ
捨てられた天使
サリバン家の女神たち Ⅲ
彼は野心のために私を利用した……。かよわい天使は悪魔との対決を誓った。
ドリュー・ハンプトン――その名を思い出すだけで、セレストの胸は張り裂けそうになる。ホテル事業を営むセレストの祖父に能力を見いだされ、若くして幹部の椅子を手に入れたドリューは、彼女の心までも奪った。だがライバル企業に引き抜かれるなり、非情にも彼女を捨てたのだ。以来、セレストは傷心を癒すため家業にすべてをささげてきた。それなのに、こんな形で再会するなんて……。オフィスに乗り込んできたドリューの言葉に、彼女は息をのんだ。「このホテルの買収を考えているんだ」私が心血を注いで立て直したホテルを?そうはさせないわ。怒りに震えながらも、セレストは甘い記憶にさいなまれた。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2006年11月20日
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- 著者
- ルース・ランガン
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- 訳者
- 竹内栞
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- 定価
- 737円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-63308-8
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- 書籍番号
- LS-308
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- ミニシリーズ
- サリバン家の女神たち
読者レビュー
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ホテル・チェーン〈サリバン・グループ〉を営む一族の令嬢たちを描く三部作もついに最終話。長女アレックス、次女リズベスに続き、11月は悲しい過去を持つ三女セレストのお話です。