ハーレクイン・シリーズ
罠に落ちたレディ
サリバン家の女神たち Ⅰ
マンハッタンの狼――おてんば娘の初恋には危険すぎる相手だった。
アレックスが一人で切り盛りする高級ロッジに、オフシーズンのある日、グラントと名乗る男性客が訪れた。多くを語らないが、苦悩にさいなまれているようだ。寂しげな表情に打たれて熱心に世話したアレックスは、やがてグラントが笑顔を見せ、親密な態度をとるようになると、あらがいようもなく彼に心を奪われていった。彼にとっては単なる火遊びなのよ。初めての恋に浮き立つ自分を戒めつつも、彼女は幸せだった。だがその矢先、グラントの寝室を掃除中に恐ろしいものを見つける。まがまがしい拳銃。わざと隠してあったようだ。彼はいったい何者なの?アレックスは震えを抑えられなかった。
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- 頁数
- 228頁 / 新書判
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- 発行日
- 2006年09月20日
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- 著者
- ルース・ランガン
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- 訳者
- 石山芙美子
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- 定価
- 737円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-63302-9
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- 書籍番号
- LS-302
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- ミニシリーズ
- サリバン家の女神たち
読者レビュー
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ホテル・チェーン〈サリバン・グループ〉を営む一族の令嬢たちを描く三部作。おてんばで恋愛下手な長女アレックスのあとは次女リズベス、三女セレストが続きます。同作家の作品は10月5日刊のヒストリカル・ロマンスでも刊行予定です。