ハーレクイン・シリーズ
さまよえるプリンス
王家の恋 ⅩⅡ
お願い、プリンス。私からこの子を奪わないで。
二年前の冬、ジェシカは記憶をなくした美青年と恋に落ちた。名前すらも思い出せないその男性はジョーと称し、初めての経験にためらう彼女に甘美な情熱の手ほどきをした。だが彼女が幸せな将来を夢見始めた矢先、ジョーは忽然と姿を消す。ほどなく妊娠に気づいたジェシカは捨てられた悲しみをこらえて男の子を出産し、ジョーへの恋心を断ち切ろうと努めてきた。なのに今、ジョーが……いや、同じ顔をした別人が目の前にいる。モンテベロ王国皇太子ルーカス・セバスティアーニ。富と権力に恵まれた彼は、平民の私とはまるで住む世界が違う……。優しかったジョーとは異なり、いかめしい表情で彼は宣言した。「この子は僕と一緒に帰る。モンテベロの王位継承者なんだ」
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2003年12月20日
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- 著者
- ジャスティン・デイビス
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- 訳者
- 佐野雅子
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- 定価
- 737円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-63173-5
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- 書籍番号
- LS-173
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- ミニシリーズ
- 王家の恋
読者レビュー
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『王家の恋』最終話。今作は〝世界で最も結婚したい男性〟の代名詞ともなっているモンテベロ王国のルーカス王子が主人公です!