ハーレクイン・シリーズ
忘れえぬ夜
王家の恋 XI
いくら愛しても報われない。彼はカサノバなのだから。
海軍大尉ケイト・マルバニーには忘れられない思い出がある。五年前、彼女はサム・コバーンとひと夏限りの官能の日々を過ごした。互いに任務を控えており、真剣な関係など望むべくもなかったのだ。だがいつしか永遠を願うようになったケイトに、サムは平然と別れを告げて去っていった。以来、彼女は誰も愛さないことを心に誓って孤独に生きてきた。それなのに今、目の前にはいっそうセクシーになったサムがいる。相変わらず女性関係は派手で、カサノバの異名をとっているらしい。そんな彼と二人きりで仕事をしなければならないなんて……。琥珀色の瞳に見つめられ、ケイトは全身がうずくのを感じた。あれほどひどく傷つけられたのに、なぜ胸が高鳴ってしまうの?
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2003年11月20日
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- 訳者
- 藤田由美
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- 定価
- 737円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-63171-9
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- 書籍番号
- LS-171
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- ミニシリーズ
- 王家の恋
読者レビュー
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ミニシリーズ『王家の恋』第11話。ルーカス王子の正統の跡継ぎも現れて波瀾万丈の展開です。おなじみモンテベロのロイヤルファミリーも登場します!