ハーレクイン・シリーズ
愛を禁じる心
夫亡きあと、双子を女手ひとつで育ててきたジュリエットには、 遺された事業と屋敷を維持していくという使命があった。 しかし手のかかる三歳児をかかえていては、仕事に専念もできない。 そこで彼女は、事業を管理してくれる有能な人材を探すことにした。 応募してきたのは、カル・ジェイミソンなる人物。 ときおりはっとするほど魅力的な笑みを見せるものの、 落ち着き払った、ぶっきらぼうな男性だ。 とりあえず屋敷のあいている部屋を彼の住居として割り当てると、 ジュリエットは基本的なルールを決めておきたいと提案した。 「独身の男女が一緒に暮らしたら……」口ごもる彼女に、 今のうちに問題を解決しておこう、とカルは応じる。 「ぼくがきみにキスをしたらどうなるかってことだ」 いきなり、激しい懲らしめるようなキスがジュリエットを襲った。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2002年08月20日
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- 著者
- ジェシカ・ハート
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- 訳者
- 加藤由紀
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-11794-2
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- 書籍番号
- R-1794
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