ハーレクイン・シリーズ
愛は忘れない
サマンサは一年前の事故のせいで記憶をなくした。 自分の名前や住んでいた場所さえ思い出せず、 どうして事故に巻き込まれたのかも覚えていない。 事故を境に別の人生を歩み始めている気がする。 いまは職を得て、ホテルのフロント係として客の応対に当たる毎日だ。 「きみはぼくの妻だ」ある日、不意にそう言われ、 口にした男の顔を見たとたんサマンサは気を失った。 写真を見せられたが、記憶は戻らない。 だが彼がある名前を口にすると全身に震えが走り、 抱き寄せられ、キスをされると、はっきりとわかった。 この唇、このキス、この体はなじみがある……。 同時に、恐ろしい記憶がよみがえった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2002年06月20日
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- 著者
- ミシェル・リード
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- 訳者
- 高田真紗子
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-11783-7
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- 書籍番号
- R-1783
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