ハーレクイン・シリーズ
結婚なんてしたくない
ミスター・ミリオネア Ⅱ
やりての株式仲買人、ジャスティン・ランドンはかなりの吝嗇家で、 結婚などすれば、銀行口座から金が出ていくだけと信じている男だった。 友人たちに説得されて慈善団体の活動に加わったのも、 税金が控除されるというメリットがあるからだ。 だが、その活動の関係でエイミーという魅力的な女性に会い、 いい気分になったのもつかの間、 持病の胃痛が突然激しくなり、吐血してしまう。 すぐさまエイミーに病院に運ばれ、緊急手術を受けたジャスティンは、 死線をさまようあいだ、夢を見た。 〝もったいない。働いて、金の心配をするだけの一生だったな〟 〝何一つ役に立つことをせず、人を愛したこともなかったなんて〟 そう友人たちが悲しそうに話している夢。 僕の人生は無駄に終わったのだろうか――彼は、恐怖と後悔に襲われた。 神よ、僕にもう一度、人生の意味を見つけるチャンスをください!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2002年05月05日
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- 著者
- リアン・バンクス
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- 訳者
- 三浦万里
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- 定価
- 671円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-50938-7
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- 書籍番号
- D-938
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- ミニシリーズ
- ミスター・ミリオネア
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