ハーレクイン・シリーズ
サマー・シズラー2008 運命の恋人たち
古城の秘密
ある日、ワシントンDCでツアーガイドとして働くアリッサのもとに、一人の弁護士が訪ねてきた。会ったこともない曾祖父が亡くなり、遺言状を開封するのでその場に立ち会ってほしいという。亡くなった母が残した言葉の意味を知るため、アリッサは母の故郷イギリスのフェアヘーブンへ向かったのだが……。
ベネチアに恋して
仕事でベネチアに来たチャーリィ。リアルト橋の上で目を引かれた男性をスケッチしていると、いきなり絵をとりあげられたうえ、拉致されてしまう。実はその男性こそ、彼女に仕事を依頼したイタリアの大物実業家にして美術品収集家、オルランド・ロッシだった。彼は頭からチャーリィのことを疑ってかかる。
ふたりの記念日
“結婚一周年の記念日はまたあの部屋で過ごそう”そんな約束からちょうど一年。日頃は計画性のない夫に不満を募らせていたサラだが、その彼が約束を守り、思い出深いホテルの部屋を用意してくれたという。でも、いざチェックインしようとしたら怪しい雲行きに。まさか夫はいちばん大事なことを忘れたの?
スリリングな週末
ジェナは恋人に愛想を尽かされてしまった。苦労して入手したホテルの宿泊券をどうしよう? 一人で行くわけにもいかないし……。そうだ、トラビスと行こう。幼なじみできょうだいのような関係の彼となら、きっと楽しく過ごせるはずだ。彼女は、それがまさか運命を変える週末になるとは思いもしなかった。
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- 頁数
- 240頁 / 新書判
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- 発行日
- 2008年08月05日
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- 定価
- 954円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-80620-8
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- 書籍番号
- Z-20
読者レビュー
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情熱的なロマンスとスリリングなサスペンスの名手として名高い、世界的ベストセラー作家。歴史物やパラノーマル作品にも積極的に取り組み、100冊にも及ぶ著作はおよそ20カ国語に翻訳されている。数々の受賞歴を誇り、雑誌やテレビの世界でも活躍するなど、名実ともに人気を得ている作家である。太陽と海をこよなく愛し、作品の舞台としても好んで描く南フロリダに暮らしている。
プロのオペラ歌手として活躍していた経歴を持つ。夫とは、出会って五日後には婚約をし、三カ月後には結婚したという。現在はチェシャー州で、三人の子供とたくさんの動物たちに囲まれて暮らしている。昔からロマンス小説を読むのが大好きだった彼女は、自分の人生を“果てしない、ロマンティックな冒険”と称している。
セクシーかつユーモラスな作品を描き数々の賞を受賞している人気作家で、USAトゥデイやウォールデンブックスのベストセラーリストにも登場する。英文学の学位を持つ彼女は現在、女性を喜ばせるすばらしい腕前と女性のニーズに対する敏感さを併せ持つヒーロー、そして夢をかなえるためには闘いを恐れないヒロインを日々生み出している。
大学を卒業後、どの方面に進んでいいのかわからず募金活動の仕事に就いたが、まったく向いていなかったという。じっくり考えた末に、自分がしたいのは物語を作って人々を楽しませることだと気づいた。オーケストラの指揮者である夫、二人の息子とともにウィスコンシンに住む。趣味は読書と料理とエクササイズ。