ハーレクイン・シリーズ
クリスマス・ストーリー2008 愛と絆の季節
かけがえのない贈り物
ロージーは人気映画俳優ジョシュア・ホークレー――ホークの付き人を急遽つとめることになった。インフルエンザで寝込んでしまった父ドナルドの代役としてだ。ところが、ホークはロージーのことを自宅に押し入った熱狂的なファンだと勘違いし、彼女に厳しい警告を発する。
億万長者とクリスマス
コリーヌは会社経営者のアレックスと結婚して十二年になる。だが、今や億万長者となったというのに、彼は仕事一筋で家庭を顧みようとしない。このところは別居生活が続いている。明日のクリスマスイブさえ一緒に過ごせないと言ってきたら、彼女は離婚する覚悟だったが……。
真夜中の情熱
実家に連れていく恋人さえいないなんて。名門エリオット家の豪邸で開かれたパーティで、もうすぐ三十歳になるクロエは大きなため息をついた。そんな彼女の前に現れたのは、高校時代の上級生ライダー・マクフィー。同じく招待されたと言う彼を、クロエは急に意識してしまう。
海賊のキス
夫に先立たれたルシンダは、過去の苦い思い出を忘れ去り、分別のある女性として家庭教師をつとめている。ある日、住み込み先の屋敷の庭で、ルシンダは信じられないものを目撃してしまう。それは、かつて彼女を捨てて海賊になった婚約者ダニエル・ド・ランシーの姿だった。
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- 頁数
- 400頁 / 新書判
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- 発行日
- 2015年10月20日
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- 定価
- 1,320円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-80825-7
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- 書籍番号
- X-25
読者レビュー
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ハーレクイン・シリーズで最も愛され、人気のある作家の一人。1978年にイギリスでデビューして以来、これまでに刊行された作品は実に100冊を超える。14歳のころからロマンス小説に傾倒し、作家になることを決意した。物語を書き進めるうちに徐々に主導権が登場人物に移り、いつのまにか彼らが自由に物語を紡ぎはじめるのだという。現在マン島に夫と子供たちと住む。
雑誌記者として書くことを学び、ウォーレン・ベイティやリチャード・チェンバレンなど、世界の著名な男性たちにインタビューした経験を持つ。ベネチアでの休暇中、街で出会った地元の男性と結婚して30年になる。二人は三匹の犬とともにイングランド中部に暮らしている。
幼いころから本が大好きだったせいか、すぐに書く楽しみを覚えた。ハーバード大学で政治学と法律を学び、知的財産担当弁護士として活躍したのち、現在は執筆活動に専念している。趣味は読書や旅行、古い映画の鑑賞。ロマンティックタイムズ誌の2003年度新人賞を受賞している。
イギリスのヨークシャー生まれ。詩人である祖父の影響を受け、幼いころから歴史小説を読みふけり、ロンドン大学でも歴史を専攻した。その知識をヒストリカル小説の執筆に存分に生かし、イギリス摂政期の華麗なロマンスで人気を博している。現在、夫と犬や猫たちと暮らしている。