ハーレクイン・シリーズ
仕事を終えてケイシーがやっと家にたどりつくと、思いがけない人物が待っていた。莫大な富を所有する著名な映画プロデューサー、ザンダー・フレイザーだ。そんな人が、わたしになんの用だろう?いぶかるケイシーに告げられたのは、とんでもない申し出だった。
ネバダ州エルコ。キャサリンがこんな場所までやってきたのには、大きな理由がある。彼女が養子に迎えようとしている赤ん坊の父親に、子供を引き取る意思がないことを確認しに来たのだ。ところが彼の兄だという人物――コールが現れ、事態は信じられない展開に。
ミアの父は有名なロックミュージシャンだ。その父が深刻な病気になってしまい、彼女は世間の目から父を守るために自らスキャンダルを起こそうと心に決めた。そこでミアは、かつて父と同じバンドに在籍していたC・J・ハンターのもとを訪れ、ある依頼をする。
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- 頁数
- 352頁 / 新書判
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- 発行日
- 2009年09月20日
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- 定価
- 1,320円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-80712-0
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- 書籍番号
- W-12
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モニター
ボリュームと満足感たっぷりの、3話収録本でした。私が特に気に入ったのは富豪のプロポーズです。最初はメリットを考えての結婚だったはずなのに、気が付くと惹かれあっていく2人。すれ違い、衝突しながらもお互いを理解し合い、愛し合って行く様子が丁寧に書かれていて、すっかりヒロインになりきって読んでしまいます。3話目のウエディングは逃避行は、あまりにも設定が現実離れし過ぎていて感情移入は出来ませんでした。
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モニター
豪華3本仕立てのウデェングストーリー。シンデレラのような主人公に自分もなりきった感覚で読みました。憧れと幸せな気分に浸りました。特に3作目は、先の読めない展開にドキドキハラハラ!のめりこまれてしまいました。
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モニター
最初は子供や親のための契約結婚だったけれど、お互い反発しつつもいつの間にか愛が生まれて最後はハッピーエンド。1冊で3話も楽しめて面白かったです。
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モニター
うっとり、素敵と余韻に浸ってます。3作品が読めるお得な1冊。3話ともヒーロー・ヒロインのキャラがしっかりと描かれていて、特に父性愛がキュンとします。ヒーローだけでなく男性陣の普遍の愛は心を打たれました。ヒロインもまた、芯の通った行動で、応援したくなりました。
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モニター
3話収録ということで、1話1話のボリュームには少し物足りなさを感じるところがある。しかし、どの作品もヒロイン・ヒーロー共に魅力的で、特に二人が結婚という契機を軸に惹かれあっていく様子には知らず物語に引き込まれてしまう。また、男性視点が多かったことも、お互いを思い合っている様子が伝わってきて好印象だった。
ハーレクイン・シリーズで最も愛され、人気のある作家の一人。1978年にイギリスでデビューして以来、これまでに刊行された作品は実に100冊を超える。14歳のころからロマンス小説に傾倒し、作家になることを決意した。物語を書き進めるうちに徐々に主導権が登場人物に移り、いつのまにか彼らが自由に物語を紡ぎはじめるのだという。現在マン島に夫と子供たちと住む。
17歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会った。これが世界を知るきっかけとなる。帰国後大学で、数多くの外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルトレーク・シティに住み、4人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまでに数々の賞を受けたベテラン作家である。
3人の子供の母親で、毎朝夫と一緒に地元の海岸でウォーキングと水泳をするスポーツウーマン。看護師、ウエイトレス、チョコレート販売員などさまざまな職業を経て、ロマンス小説家となる。“恐れを抱いて生きる人間は、人生を半分しか楽しめない”という名言を心に留め、人生を楽しんでいる。オーストラリアのニューサウスウェールズ州在住。