ハーレクイン・シリーズ
FBI捜査官ジョン・ブラックホークのアシスタントを務めながら、ジョスリンは女手一つで息子のマーキーを育てている。マーキーは図らずもジョンと肌を重ねた夜に授かった子供だ。だが、ある出来事のせいで彼にはその記憶がなく、自分が父親だということをまったく知らない。そんな折、何者かに自宅を荒らされたジョスリンは、ジョンの実家の牧場に息子ともども身を寄せることになった。
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- 頁数
- 256頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年06月20日
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- 著者
- ダイアナ・パーマー
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- 訳者
- 平江まゆみ
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- 定価
- 1,100円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年06月08日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-80071-8
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- 書籍番号
- PS-71
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モニター
ジョスリンの母親として、一人の女として凛と生きている様がとても美しい。ジョンというボスに対する愛と、それを抑えようとする自制心、こんなにも苦しくて切ない想いはないでしょう。近くにいて、でも遠い。そんな折、命の危機を感じてしまうような事件、サスペンスへと発展していく。二人の心の通い合いと、息子マーキーへの愛、そしてジョスリンたちの周りの人々を巻き込みながら事態は思わぬ方向へ向かっていく。恋愛や人間模様も楽しいが、サスペンス要素にも注目してもらいたいです。スリリングなストーリーにきっとこれを読んだ人は満足するに違いない。そう確信出来るほど、面白い本でした。
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モニター
個性豊かな登場人物が魅力的です。また、サスペンスの要素も加わっていて、一冊で二つの楽しみが味わえます。ラブロマンスだけでは物足りないという方にお勧めです。
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モニター
FBI捜査官であるヒーローのアシスタントとして働くヒロインはシングルマザーです。喘息の発作を起こす息子を一人で育てていくだけでも大変なのに、過去に関わった事件により、ヒーローやその家族、事件解決を手伝ったヒロインまで危険に巻き込まれていきます。さまざまな苦難を経験しながらも強く生きていくヒロイン。次々と話が展開していき、一気に読み進めました。読み応えのある作品です。
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モニター
ジョスリンの息子のマーキーは、FBI捜査官上司のジョンの子供であった。ある事情により、ジョンはそのことを知らないでいた。ところが以前手掛けた事件の関係者から脅迫を受け、ジョンは襲われジョスリンたちもターゲットにされてしまった。彼は、彼女たちを守るため自分の牧場へ連れて行き、犯人から守ることにした。お互いに惹かれているのに素直になれない二人の思いはどうなるのか。そして、犯人の魔手から彼女たちを守ることができるのか。軽快な文章で瞬く間に読み終えてしまいました。
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モニター
シングルマザーのジョスリンが、仕事と子育ての両立に奮闘しながらもユーモアを持ち、ジョンの母であるカミーのジョスリンに対するあからさまな言葉や偏見にもめげず、前向きに生きる姿に好感が持てます。ロマンスや家族愛以外にも事件の真相にたどり着くまでにどんでん返しがあったりと楽しめました。前作も読んでみようと思うくらい興味を持ちました。
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モニター
『危険な恋の行方』の関連作ということですが、前作を知らない方でも問題なく楽しめます! 主人公の恋の行方も気になりましたが、事件の犯人が最後まで予測できないハラハラした展開が良かったです。次回作も楽しみです♪
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モニター
ヒーローへの想いをずっと心に秘めたままアシスタントとして働くヒロイン。二人には子供もいます。しかもヒーローはわけあってその事実を知らない。貧しいながらもヒロインの“母”としての芯の強さに感動しました。そこにサスペンス的な要素も加わってとてもおもしろいストーリーでした。
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ごれんじゃー
お兄さんがCIA、そして弟はFBI。そして身内が皆ゲーマー。型破りな素敵な設定です(笑)。サスペンスでありながら、くすくす笑えるストーリーに今回も感心です。こういうユーモアあふれる作品は大好きです。
シリーズロマンスの世界で、今もっとも売れている作家の一人。総発行部数は4200万部を超え、ベストセラー賞の受賞も十数回に及ぶ。1979年のデビュー当時より熱狂的なファンを数多く擁し、常に次回作の完成が心待ちにされている。かつて新聞記者として毎日締め切りに追われる生活を経験したことから、多忙な日々をものともせず、ファンの期待に応えて情熱的な作品の執筆を続けている。ジョージア州在住。大の親日家で、日本の言葉と文化を学んでいる。2001年8月に初来日し、その魅力的な人柄でファンを虜にした。