ハーレクイン・シリーズ
高い代償
「あの人、何しに来たの?」母が怒ってアリスンにささやいた。内輪のはずの父の葬儀に、ニコラス・ブリストーが参列している。一度訪ねてきただけの彼が、なぜこの葬儀に? アリスンにとって、それは思いもよらないことだった。さらに、母をなだめる伯父夫婦が時折交わしている、いかにも心配そうな目配せも気にかかる。わたしの知らないところで、父の死より恐ろしいことが起こっている。アリスンは不穏な何かを確信した。葬儀のあとに開かれた昼食会にもニコラスは姿を見せ、伯父から理由を聞きだしたアリスンは、意外な事実を知らされる。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年06月05日
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- 著者
- サラ・クレイヴン
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- 訳者
- 飯田冊子
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年05月25日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90079-1
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- 書籍番号
- K-69 (初版R-567)
イングランド南西部サウス・デボン生まれ。海辺の家で本に囲まれて育った。グラマースクール卒業後は、地元のジャーナリストとして、フラワーショーから事件まで、あらゆる分野の記事を手がける。ロマンス小説を書き始めたのは1975年から。執筆のほかには、映画、音楽、料理、おいしいレストランの食べ歩きなどに情熱を傾けている。サマセット在住。