ハーレクイン・シリーズ
花嫁の持参金
愛と称号と財産と Ⅰ
リリスは大勢の立会人のもと、運命と夫を受け入れ・・・・・・結婚の契りを交わした。
リリスは十年を過ごした修道院に別れを告げ、故郷に向かっていた。ところが途中、石弓を携えた双子の少年に拉致され、見知らぬ城へと連れていかれた。そのうえ物置部屋に押し込まれて、一日じゅう放っておかれたのだ。おなかはすくし、喉も渇く。それに、囚われの理由もわからない。なぜ私をここに?そもそも、なんという場所なの?翌日すべてが明らかになった。ここはガイア---彼女の故郷ウェルウィンの南、イール川の下流にある広大な所領だ。領主アレクサンダーの話では、リリスの持参金となる上流の土地で川がせき止められ、ガイアの農地が干からびたという。いくら大柄で美丈夫の立派な騎士でも、この問題は解決できなかった。だが、偶然リリスを手中に収めたおかげで彼は名案を考えついた。彼女を花嫁にする。そうすれば持参金が手に入るではないか!
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- 頁数
- 288頁 / 新書判
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- 発行日
- 2000年06月05日
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- 訳者
- 永幡みちこ
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- 定価
- 946円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-00247-9
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- 書籍番号
- HS-90
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- ミニシリーズ
- 愛と称号と財産と
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