ハーレクイン・シリーズ
身代わりの花嫁
わたしは妹に頼まれて身代わりを務めただけ。脅迫して結婚を承知させることはできないわ。
「二日だけでいいから、身代わりになってほしいの」ロージーは双子の妹に懇願され、代役を演じる羽目になった。妹は付き合っている恋人の煮えきらない態度にいらだち、ほかの男性と婚約すれば恋人が嫉妬して結婚を申し込むと考えたのだ。妹が婚約相手に選んだのは、モーガン・アーカート---コンピューター会社を経営する、危険な雰囲気を漂わせた金髪の男。彼は祖父の遺言により、六カ月以内に結婚しなければ、会社の経営権を手放さなくてはならない状況に置かれていた。ロージーは良心の呵責を覚えたが、アメリカで恋人と式を挙げる妹のために、必死で身代わりを演じた。しかし、ロージーの努力は徒労に終わってしまった。モーガンはたちまち彼女の正体を見抜き、冷酷な声で命じたのだ。「ぼくには妻が必要だ。妹がだめなら君に妻になってもらう」
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2000年04月20日
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- 著者
- キム・ローレンス
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- 訳者
- 高木晶子
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-8335-1384-6
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- 書籍番号
- R-1384
読者レビュー
誤解に次ぐ誤解。素直に語れたらいいのに。