ハーレクイン・シリーズ
黒いドレスは幸運の印
復讐心が別の感情の隠れみのであることを、このときの二人はまだ知らなかった・・・・・・。
きらびやかなパーティ会場を、黒いドレスに身を包んだ女が横切っていく。女の名はジェーン。そして彼女の目的は、パーティの中心人物、ライアン。今日はライアンの誕生日なのだ。ジェーンに気付くと、彼は言った。「君は何を送ってくれるんだい?僕がすべてを奪ってしまったはずだが」ジェーンは渾身の力と怒りをこめてライアンにパンチを見舞った。この二人の因縁は、三年前のある事件に端を発する。ライアンは、ジェーンの親友アーヴァと婚約していた。おとなしいアーヴァは親の勧める彼との結婚に強い不安を抱いており、それを知ったジェーンは一計を案じた。アーヴァとライアンの結婚式当日、神聖な誓いの直前に、ライアンの恋人を装って彼の不実を訴えたのだ、。結局、結婚はお流れとなり、そのときからライアンの復讐が始まった。ジェーンの会社は彼によって倒産に追い込まれ、資産はすべて没収された。が、それはまだ序の口だった。ライアンはさらなる手を用意していた!
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 1998年12月05日
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- 著者
- スーザン・ネーピア
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- 訳者
- 片山真紀
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- 定価
- 671円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-8335-4200-5
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- 書籍番号
- I-1200
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