ハーレクイン・シリーズ
幕引きは華やかに
闇の使徒たち ⅩⅡ
キャリアか、愛か――。刻一刻と選択の時は迫っていた。
洗脳を得意とする精神科医ドクター・ブルックス。それが、FBI捜査官マライアの仮の姿だ。彼女は〈連合〉組織の内部に潜入し、極秘に活動を続けてきた。今回の任務はとくに慎重に進めなくてはならない。ジェイクを無事に救出する過程で、かなり手荒な行動も必要になる。だけど、敵も味方も同時に欺くなんて、私にできるかしら?マライアの治療室にジェイクが運びこまれてきた。彼のブルーの瞳は、何かを企んでいるように輝いている。この人は、なぜこんなに自信たっぷりなの?マライアは必死で雑念を振り払うと、注射針を彼の腕に突き刺した。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2006年05月20日
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- 著者
- ビバリー・バートン
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- 訳者
- 南亜希子
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- 定価
- 737円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-63287-1
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- 書籍番号
- LS-287
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- ミニシリーズ
- 闇の使徒たち
読者レビュー
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政府の遺伝子実験で生まれ、直後に引き裂かれた天才児たちの数奇な運命を描くサスペンス連作『闇の使徒たち』も、ついに最終話。数々の謎、事件はどんな解決をみるのでしょうか。そして、きょうだいたちの行く末は?