ハーレクイン・シリーズ
ジャネットはクライアントのもとを訪れた際、ウェイド・ホルト――10年前に突然別れを告げて姿を消した元婚約者と再会した。今や大企業の辣腕社長となっている彼の冷酷な態度に衝撃を受け、ジャネットはその場から一目散に逃げ出した。翌週、ジャネットの職場を突きとめたウェイドが乗りこんできて、激しい敵意に満ちた声で吐き捨てるように言う。「僕に愛を誓いながら、君は平然とほかの男と結婚した悪女だ!」ジャネットはあっけにとられた。この人はなにを言っているの? あれからずっと私はだれともつき合わず、彼のことを思い出して涙で枕を濡らす夜もあるというのに……。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年05月20日
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- 著者
- レベッカ・ウインターズ
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- 訳者
- 朝戸まり
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- 定価
- 723円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年05月10日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-22228-2
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- 書籍番号
- I-2228
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モニター
誤解が解けた後の気持ちが通じ合った二人の様子は、読んでいるこちらまで幸せを感じられる読後感も最高な作品になってます。苦悩する姿もきちんと書かれているので胸を締め付けられるような感情も味わえます。友情にも胸が熱くなりました。私的にはツボな作品です。出会えてよかった!
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モニター
ようやく幸せをつかんだのに、一筋縄ではいかない展開にドキドキしました。お互いを思いやる気持ちに共感できる作品です。
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モニター
最後までずっと、ハラハラドキドキしながら読んでいました。ジャネットとウェイドのお互いを思う気持ち、二人の愛の行方を見守るような気持ちでした。また、愛だけでなく嫉妬や憎しみに振り回される登場人物の気持ちの変化が面白いです。
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モニター
美人で頭が良くてお金も地位もあって、心優しいヒロイン。本当に完璧です。世の中にこんな人がいるかしら? と思ってしまうくらい完璧です。それに比べるとヒーローはちょっと情けないように感じますが、ヒロインが幸せなら良いか!
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モニター
「10年」はすごく長いですよね。その歳月を経ても忘れられない人とは、どういう人物なのか気になりながら読みました。「愛」と「信頼」、全編を通じて感じました。物語の最初は、少しショッキングな始まりでしたが、二人の出会いから別れまではピュアでせつなすぎます。再会してからは10年待ったのだから……でもなかなか歩み寄れなくて……。10代の頃のように久々にどきどきして読みました。
アメリカの作家。17歳のときフランス語を学ぶためスイスの寄宿学校に入り、さまざまな国籍の少女たちと出会った。これが世界を知るきっかけとなる。帰国後大学で、多数の外国語や歴史を学び、フランス語と歴史の教師になった。ユタ州ソルトレイクシティに住み、4人の子供を育てながら執筆活動を開始。これまでに数々の賞を受けたベテラン作家である。