ハーレクイン・シリーズ
楽園の恋をもう一度
アラビアン・ロマンス:バハニア王国編
「美女を囚われの身にするのは我々の伝統だ」傲慢な人! でも、私は逃げてみせるわ。
ダフネは十年ぶりに砂漠の国に降り立った。二十歳のとき、婚約中のムラト皇太子の前から姿を消したのは、将来の王妃という重圧に押しつぶされて自信喪失したからだ。あるパーティで、言い寄る女性たちから救ってあげた彼が、中東の王国のプリンスだなんて知らなかったのだ。だが彼は、私を追いかけてもこなかった。あれから長い月日が流れ、信じられないことにムラトがダフネの姪のブリタニーに結婚の申し込みをするという。まだ十代の姪に同じ気持ちを味わわせるわけにはいかない。ところが、ムラトと話もしないうちに護衛に取り囲まれ、ダフネは今は使われていないハーレムに囚われてしまった。
-
- 頁数
- 224頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2006年05月05日
-
- 著者
- スーザン・マレリー
-
- 訳者
- 高木明日香
-
- 定価
- 737円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 4-596-61108-4
-
- 書籍番号
- N-1108
-
- ミニシリーズ
- アラビアン・ロマンス:バハニア王国編
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
『アラビアン・ロマンス:バハニア王国編』の関連作は今月でひとまずピリオドとなります。8月にはシルエット・ラブ ストリームよりスーザン・マレリーの新作をお届けしますので、こちらもお見逃しなく!