ハーレクイン・シリーズ
さよならを言えなくて
キャバノー家の真実 Ⅱ
さよならさえ言えれば、あなたを忘れられると思っていた。
会計検査係として企業に勤めるイレーヌはオーロラの町で静かな生活を送っている。幸せな思い出も悲しい記憶も、すべてこの町で味わった。とりわけ、最愛の男性クレイ・キャバノーとの思い出は……。至福の日々は、彼の身勝手な決断によって終わりを告げた。そう、彼はひとりの女性に縛られたくなかったのだ。ある日イレーヌは偶然上司の不正を知り、告発を決意する。内部告発者を保護するため、警察から担当者がやってきた。ドアを開けた瞬間、イレーヌは目を疑った。忘れえぬ恋人。永遠のプレイボーイ。そこには、クレイが苦い表情を浮かべて立っていた。
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- 頁数
- 224頁 / 新書判
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- 発行日
- 2006年04月20日
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- 著者
- マリー・フェラレーラ
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- 訳者
- 村上あずさ
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- 定価
- 737円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-63286-3
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- 書籍番号
- LS-286
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- ミニシリーズ
- キャバノー家の真実
読者レビュー
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RITA賞受賞作家M.フェラレーラの連作『キャバノー家の真実』を3月から三カ月連続刊行。スリリングな事件にからめて家族の絆があたたかい筆致で描かれた秀作です。