ハーレクイン・シリーズ
シークの罠
おとぎ話のようなプリンスとの結婚。それが罠だと知る者はいない。
エミリーは砂漠の王国カズバーンへやってきた。兄が作った借金の返済を延ばしてもらうためだ。借金の相手であるプリンスにあと二カ月待ってほしいと伝えたところ、彼は耳を貸そうとせず、すぐにも全額返すよう迫ってきた。踏み倒すつもりはないのに、なぜこうもわからず屋なの?憤慨したエミリーの目の前にプリンスが立ちはだかり、いきなり彼女の髪どめを取った。流れ落ちる金髪に、荒々しく鋭い眼光が向けられる。「君はお兄さんから、女の魅力で迫ってこいと言われたんだろう」エミリーは自分の耳が信じられなかった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2006年03月05日
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- 著者
- サラ・モーガン
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- 訳者
- 井上きこ
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- 定価
- 704円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 4-596-21810-2
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- 書籍番号
- I-1810
読者レビュー
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アラブのとある王国でのロマンスをお届けします。次期国王の座を約束されているザックと、愛に溢れる家庭を夢見るエミリー。二人の心はいつしか、砂漠の熱砂のように高く熱く舞い上がります。