ハーレクイン・シリーズ
未熟な淑女
テンプル兄弟の旅 Ⅱ
体に触れる幻の手の感触が愛と情熱を呼びさます。
かつて、アフリカで内乱に巻き込まれたサミュエルは、人に触れられると激しい嫌悪と恐怖を感じるというトラウマ心の傷に今も深く悩まされていた。彼の望みはただ一つ、学者として研究に没頭することだった。女性に触れることもなく……。ある日、彼は幽霊が出るという噂の宿を訪れ、宿に着くなり、誰かの手が体に触れるのを感じた。だが、そばには誰もいない。幽霊にも、この不思議な感触にも、何かからくりがあるはずだ。サミュエルは探るようにあたりを見まわした。
-
- 頁数
- 288頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2006年05月05日
-
- 著者
- マーゴ・マグワイア
-
- 訳者
- 小長光弘美
-
- 定価
- 946円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 4-596-32251-1
-
- 書籍番号
- HS-251
-
- ミニシリーズ
- テンプル兄弟の旅
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
『聖なる刻印』に続いて、<テンプル兄弟の旅>の二作目をお届けします。前作のヒーロー、ジャック・テンプルの弟サミュエルが本作の主人公です。博物学者の彼が旅路の果てに見つけたものは?