ハーレクイン・シリーズ
サンレモ、運命の街
カサンドラの姉リズは、元恋人のカルロからひどく傷つけられた。彼はリズの妊娠を知ると、中絶費用として小切手を送ってきたのだ。姉はそれでも娘を出産したが、4年後、交通事故で亡くなった。カサンドラは、誰よりも慕っていた姉が侮辱され、不幸のうちに亡くなったことで、カルロへの怒りを募らせた。ところが、姪をひとりで育てていこうと決心した彼女のもとへ、突然カルロが娘を引き取りたいと連絡してきた。あんな男に、姉の大切な忘れ形見を渡すわけにはいかないわ。カサンドラはその日から、姪を連れて各地を転々とし始めた。けれど、ついに彼と出会う日が来てしまう――そこはイタリアのサンレモ、彼の地元だった。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2014年08月05日
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- 著者
- ミシェル・リード
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- 訳者
- 山ノ内文枝
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-90066-1
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- 書籍番号
- K-56 (初版R-1445)
読者レビュー
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5人きょうだいの末っ子としてマンチェスターで育つ。現在は、仕事に忙しい夫と成人した2人の娘とともにチェシャーに住む。読書とバレエが好きで、機会があればテニスも楽しむ。執筆を始めると、家族のことも忘れるほど熱中してしまう。