ハーレクイン・シリーズ
プレイボーイにさよなら
三つの愛の詩 Ⅲ
ジェニーは亡き妹の赤ん坊を連れ、アレックス・ウエスタリングの住む海辺の家を訪ねた。赤ん坊の父親は金持ちのプレイボーイとして名をはせる彼だと、出産直後にこの世を去った妹が言い残したのだ。なんとしてでも父親の責任を果たしてもらおう。ジェニーはそう心に決めていたが、実際にアレックスの前に立つと、完全に言葉を失ってしまった。彼はまさに女性の理想を現実にした男性であると同時に、身がすくむほど冷たい雰囲気を漂わせていた。それでも勇気を奮い起こして詳しい事情を話したところ、アレックスはにべもなく否定し、ジェニーに立ち去るよう命令した。
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- 頁数
- 160頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年03月05日
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- 著者
- サラ・モーガン
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- 訳者
- 竹中町子
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- 定価
- 681円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- 発送予定日
- 2012年03月24日(予定)
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- ISBN
- 978-4-596-90060-9
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- 書籍番号
- K-50 (初版I-1774)
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- ミニシリーズ
- 三つの愛の詩
イギリスのウィルトシャー生まれ。看護師としての訓練を受けたのち、医療関連のさまざまな仕事に携わり、その経験をもとにしてロマンス小説を書き始めた。すてきなビジネスマンと結婚して、2人の息子の母となった。アウトドアライフを愛し、とりわけスキーと散歩が大のお気に入りだという。