ハーレクイン・シリーズ
誇り高き愛人
ヴェリティが十五歳のとき、父は自殺した。その後、叔父の屋敷での召使い同然の扱いに耐え続けている。唯一の心の支えは、記憶の中の紳士の面影。父の墓前で優しくしてくれた伯爵、マックスだった。歳月は流れ、ヴェリティは可憐な娘に成長した。ある日マックスが、叔父の屋敷を訪問する。だが悲しいことに、彼はヴェリティに気づかない。それでも、温かいまなざしは変わっておらず、冷遇される彼女に同情し、いとこの執拗な誘惑からも救ってくれた。しかも、思いもよらない提案を持ちかけてきた。彼の愛人にならないかというのだ。
-
- 頁数
- 288頁 / 新書判
-
- 発行日
- 2007年09月05日
-
- 著者
- エリザベス・ロールズ
-
- 訳者
- 田中淑子
-
- 定価
- 954円(税込)
-
- ポイント
- 0pt
-
- ISBN
- 978-4-596-32299-9
-
- 書籍番号
- HS-299
読者レビュー
-
読者レビューはまだございません。
悲運に耐える心優しい娘に惹かれた伯爵が、恩人の娘とは気づかず、愛人契約を持ちかけます。豪華なドレスと宝石で身を飾り、瀟洒な邸宅で生活する――はたして、それは真の幸せなのでしょうか?