ハーレクイン・シリーズ
億万長者とバカンスを
恋におちたプリンス Ⅲ
ただひとつ気づいた、悲しい現実……。
彼は体の関係を持っても、心までは許さない。
「紳士のみなさん、大切なところを隠してください!」 ライラは病院の男性更衣室に向かって声を張りあげた。 すばらしい肉体のシルエットだけで、ライラはすぐに彼を見つけだした。 セクシーな一夜の恋人、カルロス・メディナを。 情熱にまかせた情事が新しい命を生み出した事実を告げたライラに カルロスはしかし、冷たく言った。自分の子であるはずがない、と。 彼が王族の出だと知る前から、医師としての彼に憧れていたのに。 ライラの失望に気づいたカルロスはやがて、 万が一、自分の子だった場合は結婚しようと言いだした―― ただし、親子鑑定の結果を待つ1週間、一緒にバカンスを過ごそうと。 絶対に誘惑にはのらないわ。どんなに彼が心をかき乱すほど魅力的でも。
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- 頁数
- 157頁 / 新書判
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- 発行日
- 2012年01月20日
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- 著者
- キャサリン・マン
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- 訳者
- 小林ルミ子
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- 定価
- 660円(税込)
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- ポイント
- 0pt
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- ISBN
- 978-4-596-42140-
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- 書籍番号
- DG-50
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- ミニシリーズ
- 恋におちたプリンス
読者レビュー
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大学では演劇を学び、卒業後は小さな町の新聞社で働いたり、 教職に就いて演劇学校の校長を務めたりした。その後、昔から の夢だったロマンス小説の執筆に取りかかる。RITA賞受賞作家 となった今は、空軍パイロットである夫の転属に伴って4人の子供 たちとビーグル犬、虎猫を引き連れてアメリカ国内を転々とする うちにさまざまな経験をし、それを作品の構想に役立てている。